アイヌ伝統工芸品を展示 あすまで 市民活動センターで

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  • 2025年2月8日
多彩な作品が並ぶ会場

 多彩な作品が並ぶ会場 アイヌ文化の伝統継承に取り組む苫小牧うぽぽ(佐々木義春会長)主催のアイヌ伝統工芸作品展が8日、苫小牧市民活動センター(若草町)で始まった。会員手作りのアイヌ民族の生活用具を中心に約250点を展示している。入場無料。9日まで。

 アイヌ民族文化財団の助成事業で21回目。「マキリ(小刀)」や伝統楽器の「トンコリ(五弦琴)」といった工芸品のほか、「アットゥシ(樹皮の着物)」「ルウンペ(木綿衣)」など5種類の着物を展示している。

 儀礼の際に使われる「エムシ(儀刀)」「メノコイタ(まな板)」「タンパクオプ(たばこ入れ)」など美しい文様が刻まれた作品も並ぶ。

 会場には、アイヌ文様の切り絵体験コーナーも設けている。

 佐々木会長(72)は「手に取って、作品の裏側まで見て、アイヌ文化を身近に感じてもらいたい」と話す。

 9日は午前9時半~午後3時。

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