8、9の両日、開催された「第59回とまこまいスケートまつり」のメイン会場(若草町中央公園)に270インチの大型ビジョンがお目見え。まつりと同日程でネピアアイスアリーナで行われたアイスホッケー女子のミラノ・コルティナ冬季五輪最終予選G組の日本戦の模様が放映された。
8日は、ポーランド戦があり、午後3時30分に放映を開始。まつり来場者が足を止め、試合に見入る光景も見られた。大型ビジョンで観戦していた市内柏木町のパート従業員浅井力夫さん(73)は、スマイルジャパンの勝利を見届け「大差を付けての勝利で素晴らしい。来年の五輪では、カナダやアメリカなどの強豪の一角を崩してほしい」と喜んだ。大型ビジョンでの放映には「寒かったけど、大きくてよく見えありがたい」と述べた。
9日の中国戦を観戦したアイスホッケー歴2年の苫小牧豊川小1年田中絢士君(7)も「苫小牧で開催された予選で、本戦出場が決まってうれしい」とにっこり。車載の大型ビジョンについては「アイスホッケーの試合を見たことがない人にも興味を持ってもらえると思う」と歓迎した。