ワカサギ釣り解禁を控える錦大沼=8日、苫小牧市樽前 苫小牧市は11日、錦大沼公園(樽前)でのワカサギ釣りを解禁する。昨シーズンより10日遅く、過去10年間では最も遅い解禁。管理人を配置している午前7時から午後5時まで開放する。入場無料。
市内の平均気温は1月下旬から0度以上の日が目立ったが、市緑地公園課によると、今月7日に市職員らが錦大沼の複数の観測点で氷の厚さを調べたところ、目安の20㌢以上をクリア。今後の気温も考慮し、解禁を判断したという。
昨シーズンは2月1日から3月10日までに延べ約1900人が利用し、釣果は約7万8000匹だった。
市公式ホームページでも11日の解禁を公表し▽指定区域以外に入らない▽テントやまき餌の使用は禁止▽悪天候などで危険と判断した場合、閉鎖する―などのルールも掲載し、安全な利用を呼び掛けている。