道教育委員会は12日、2025年度公立高校入試の出願変更後の出願状況を発表した。出願変更したのは全日制課程が871人、定時制課程が6人の計877人。再出願は19日から21日午後4時まで受け付ける。
全日制の出願者数は当初から6人増の2万8309人。定時制は当初と同じの987人。平均倍率は全日制0.96倍、定時制0.50倍。双方合わせて0.93倍となり、当初から変化はなかった。
出願変更により、出願者数が当初から30人以上変化したのは、札幌西普通科(34人減)の1校1学科のみ。
倍率が1.5倍(小数点以下の四捨五入による1.5倍を除く)を超えた普通科は当初4校から1校減少し、市立札幌平岸(1.8倍)、札幌東(1.6倍)、札幌国際情報(1.6倍)の3校。専門学科は当初と同じの札幌啓成の理数科(2.2倍)のみ。職業学科は当初7校7学科あったが、苫小牧総合経済の流通経済科(1.6倍)、函館商業の流通ビジネス科(1.9倍)、帯広農業の食品科学科(1.9倍)など6校6学科となった。
一方、全日制で募集人員に満たない学校は、普通科が93校94学科、専門学科が3校3学科、職業学科が59校102学科、総合学科が12校だった。
今後、推薦・連携型入学者選抜の合否を18日までに通知し、再出願を21日午後4時まで受け付ける。学力検査は3月4日に実施。合格発表は同17日午前10時に行われる。