ASC、BTOPに0―3 北海道リーグ第2節・サッカー 前半の好機生かせず

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  • 2025年6月2日
第2節〔ASC―BTOP〕後半、ASCゴールの前での競り合い=1日、浜厚真野原公園

 第48回北海道サッカーリーグ第2節は1日、各地で第2節の4試合が行われ、ASC北海道はホームの浜厚真野原公園でBTOP北海道に0―3(0―0、0―3)で敗れ、開幕以来の2連敗。

 ASCが後半に3連続得点を許した。前半は自陣や中盤からMF小笠原、FW野上が積極的に仕掛けるカウンターで得点を狙ったが阻まれた。GK芦谷は6本のシュートを浴びながら好セーブを連発し、失点を抑えた。BTOPは後半8分に右サイドからのコーナーキックで先制点を奪うと、MFの中尾、宮原の2連続得点で突き放した。

 ▽第2節 北海道十勝スカイアース(勝点6)1―0日本製鉄室蘭(勝点0)、ノルブリッツ北海道(勝点6)3―2札大GP(勝点3)、sabas(勝点1)2―2CANALE小樽(勝点1)

 昨年4位のASC北海道が同2位で格上のBTOPに挑み、前半はカウンターや前線へのロングパスから積極的にシュートを放った。だが固い守備に何度も跳ね返され、好機をものにできない。MFで主将の関は「技術的に相手は隙がなかった」と脱帽するしかなかった。後半は開始から押し込まれる展開が続き防戦一方に。右サイドからコーナーキックのボールがGK芦谷の伸ばした手の上をかすめ、自ゴールネットを揺らした。試合前に「できる限りセットプレーで失点することがないように」と選手たちに言い聞かせていた徳田監督だが、要所で確実に仕留めるBTOPは一枚上手だった。

 「走り勝つ」をテーマに今季のトレーニングを積んでいるASC。第2節はボールを奪われてからの守りや攻めの部分で課題が与えられた格好だ。

 開幕から2連敗だが「まだ2戦目。修正点は伸びしろで、去年よりチームのコンディションは上がっている」と関主将は前を向いた。

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