東胆振さつき会(斉藤政美会長)の花季展が5日まで、苫小牧市民活動センターで開かれている。会員8人が丹精込めて育てたサツキの席飾り24点、草もの70点などが並ぶ。
サツキは花弁が一重の「普通咲き」、先端が細く尖った「剣弁咲き」など多彩。樹形もポピュラーな「模様木」から根がむき出しの「根上がり」、樹木が二股に分かれた「双幹」までバラエティーに富んでいる。
展示初日の2日、会場を訪れた市民らは「淡いピンク色や白の花が華やか」などと口々に感想を述べながら熱心に鑑賞していた。
斉藤会長(81)は「今年は春先の気温が低かったため、温度調整に苦労した。一生懸命咲かせたサツキの花を多くの人に楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
午前9時~午後5時(最終日は午後2時半まで)。
10月には秋季展を開催予定という。