3日未明、苫小牧市拓勇地区でヒグマの目撃情報が相次いだ。
苫小牧署などによると、午前0時45分ごろ、拓勇東町2の沼ノ端北7号公園で同公園に西から侵入するヒグマ1頭を近隣住民が目撃し、110番通報。ヒグマの体長は約1・5~2メートルで現場には足跡も残っていた。
午前1時10分ごろには、拓勇西町7の国道36号でドライバーが道路を北へ横断しようとする1頭を目撃し、110番通報した。体長は約1・5~2メートルで、現場は市道沼ノ端西通から西に約200メートルの地点。いずれも人畜への被害は確認されていない。
2頭は同一の個体の可能性がある。市は防災無線やSNSでの情報発信に加え、現場付近に出没日時を伝える看板を設置するなどして注意喚起している。