第96回都市対抗野球北海道地区予選大会1次予選が7日、栗山町民球場と野幌総合運動公園硬式野球場で開幕する。道内20チームが8月28日から東京ドームで行われる本大会進出の1チームの切符を懸けて熱戦を繰り広げる。
東胆振からはオール苫小牧とWEEDしらおいが出場。オール苫小牧は7日の1回戦で東北海道サンライズとの対戦。WEEDしらおいはシードで3回戦から出場する。
22日まで行われる1次予選は、2ブロックに分かれたトーナメント戦を展開し、各トーナメントの2次予選進出決定戦を突破した2チームに加えて、敗者復活戦を勝ち抜いた2チームが2次予選(7月4~6日、札幌円山球場)に進出する。
昨年の前回大会でWEEDしらおいは強豪、航空自衛隊千歳を2回戦で撃破するなどしてクラブチームとして唯一、4強入り。8年ぶりの2次予選進出を決め、JR北海道硬式野球クラブに2―3、優勝した北海道ガスにも1―2と企業チーム相手に奮戦した。
オール苫小牧は5月にあった全日本クラブ野球選手権道地区予選1回戦で投手戦の末、北海ブルーウェーブに惜敗しており、今回はクラブ同士の初戦を制して勢いを得たい。