苫小牧市内の小学校は、運動会シーズンを迎えた。7日は勇払小、清水小、錦岡小など東西多くの学校で行われ、児童たちが保護者らの声援を背に全力で競技に挑んだ。
西小(梅田典志校長、165人)は徒競走や大玉転がしなど定番種目の他、ダンス、ソーラン節などの演目を展開。勝敗を付けず、体を動かす楽しさを感じてもらうことを重視した内容にし児童たちはそれぞれ立てた目標に向かって全力で臨んでいた。
玉入れは1、2年生の合同種目。1年が前半、2年生は後半と分かれて行われ、児童たちはチームワークを意識しながら、一心不乱に紅白の玉を投げ入れていた。応援に駆け付けた保護者や待機中の児童らも「頑張れ!」と熱い声援を送っていた。
2年生の平村癒柊君(8)は「玉入れと徒競走が楽しかった。来年はもっと練習し、速く走れるようになりたい」と話した。
この日、市内の小学校で予定されていた運動会のうち、一部は雷注意報を受けて8日に延期。14日は10校、21日は3校で行われる。