盆栽愛好家でつくる苫小牧草春会(畠山實代表)の第18回作品展示会が8日まで、苫小牧市民活動センターで開かれている。会員6人の力作250点が、来場者の目を楽しませている。
花や木の幹、葉が小ぶりな「豆盆栽」から大きな鉢に砂、石などで川、築山をしつらえた庭園風の作品まで多彩。今が見頃のフジやツツジ、ランなど花の種類も豊富で、来場者から「まるで森を散策している気分」といった声が上がっていた。
多年草のイワチドリ(ラン)を10年続けて咲かせたという会員の稲田直治さん(80)は「挿し木で増やせる植物もあり、楽しみながら盆栽を育てている」と笑顔を見せた。
8日は午前9時から午後3時まで。庭園風の寄せ植えや豆盆栽などを鑑賞する愛好家