11月から避難所運営図上訓練 市自主防災組織連合会が総会

  • undefined, ニュース, 主要, 苫2社
  • 2025年6月9日
あいさつする板野新会長

 苫小牧市自主防災組織連合会は4日、市役所で総会を開き、全町内会対象の避難所運営の図上訓練などを盛り込んだ2025年度事業計画を決めた。任期途中で退任した星道博会長の後任人事では、新会長に板野勝副会長、新副会長に田中陵夫幹事をそれぞれ選任した。

 図上訓練は11月から来年2月にかけて、市内を東、中、西の3地区に分けて市役所で計3回実施する。参加者は、町内会の役員や防災担当者など各地区50人程度を想定。避難所運営ゲーム(HUG)を使い、さまざまな課題への対応方法を考える。来年度以降に実動訓練を目指す。

 また、市が8月8、9日に青翔中学校区で開催する総合防災訓練に同連合会として参加することも確認した。同訓練は2年ごとで、初めて洪水災害を想定し、夜間宿泊訓練も取り入れる。校区内の町内会は避難所の開設・運営訓練を行い、それ以外の町内会は訓練を視察したり、日本赤十字北海道看護大学の根本昌宏教授の防災講話を聞いたりする予定。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー