10日午後3時25分ごろ、苫小牧市桜木町3の市道交差点で、横断歩道を渡っていた同町の小学生男児(10)が軽乗用車にはねられた。頭を強く打ち、市内の病院に搬送されたが、命に別条はないという。
苫小牧署は軽乗用車を運転していた同町3の会社役員征矢勇容疑者(82)を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。
現場は市道糸井東大通と同桜木中央通線の交差点。同署や市消防本部などによると、発生当時、信号は青で、男児は右折してきた軽乗用車にはねられたという。搬送時、頭や右膝から血を流していたが意識はあり、会話が可能だったという。同署で事故の詳しい原因を調べている。