「道」テーマに力作 サークル・トライアングルが写真展

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  • 2025年6月14日
個性的な作品が並ぶ会場

 苫小牧市や近郊の写真愛好家でつくるサークル「トライアングル」(林広志会長)の作品展が12日、市文化交流センターで始まった。会員14人が「道」を共通テーマに撮影した写真など178点を並べている。15日まで、入場無料。

 霧に包まれた国道36号をスローシャッターで写したり、鳥が飛ぶ空を空路に見立てたりと、アングルや撮影方法はさまざま。市内糸井の三戸部悦郎さん(67)の「春が来た」は、真狩神社の参道に桜の木と羊蹄山を入れ、スマホで撮影。縦2・4メートル、橫1・8メートルの大作に仕上げた。

 厚真町の松下周司さん(75)は、食べられなくなったカボチャやトマトなど5種類の野菜を「旬 朽ちる時」と題する組み写真にした。「農業を営む観点から食べ物の大切さを表現した」と話した。

 林会長は「個性的な作品がそろった。撮影者の意図を感じながら楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。14日は午後6時まで、15日は午前10時~午後5時。

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