苫小牧市錦町の出雲神社の例大祭が13日、同神社に隣接するいずも公園で始まった。同日夕方はこどもみこしや音楽イベントなどがあり、市民らが夏の風物詩を楽しんでいた。14日まで。
二区町内会の会員らでつくる実行委員会(委員長・野村信一会長)の主催。宵宮祭の同日は金澤俊市長らも参列し、境内で玉串奉てんなどの神事が行われた。
同公園には焼き鳥や焼きそばの香ばしい匂いが漂い、近隣住民や仕事帰りのサラリーマンらが足を運び、生ビールを片手に歓談する光景が広がった。
特設ステージでは、恒例の「出雲ミュージックフェス」を開催。地元のアマチュア歌手のギター弾き語りや和太鼓のパフォーマンスなどが繰り広げられ、地域の小中学生約40人によるこどもみこしも祭りムードを盛り上げた。
野村会長は「多くの人に集まってもらえてうれしい。縁結びの神社でもあり、来場者が交流を深める機会になれば」と話した。
14日は午後8時半に終了予定。出店は午後3時オープン、出雲ミュージックフェスは同6時30分から行われる。境内でハート型の絵馬(1枚300円)を奉納できる。