北海道上空に南からの暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、17日は東胆振でも気温が上昇した。気象庁によると、白老町森野で28度を記録するなど、全6観測地点で最高気温が平年値を4・2~10度も上回った。
地点別ではこの他、白老町白老が27・4度、むかわ町穂別25・5度、厚真町25・3度で夏日となった。むかわ町鵡川は24・6度、苫小牧市は24・5度だった。森野、白老、鵡川、苫小牧は今年最高を更新した。白老と苫小牧は夕方にかけて気温上昇が続き、午後4時台に最高気温を観測した。
室蘭地方気象台によると、道内は向こう2週間、暖かい空気に覆われやすく、気温がかなり高くなる予報。担当者は「熱中症になりやすい状況が続くので、小まめな水分補給など健康管理に注意してほしい」と呼び掛けている。