苫小牧市宮前町の錦岡樽前山神社で17、18の両日、例大祭(実行委員会主催)が行われている。気温が急上昇した初日はかき氷やビールを片手に、談笑する家族連れらの姿が目立った。
会場にはお好み焼きやチョコバナナ、くじ引きなど約30の出店がずらり。17日は「子どもおやつひろいゲーム」やとまこまい観光大使舜将―SHUNSUKE―さんの歌唱ライブなどが繰り広げられ、にぎわいを見せた。
友人5人で訪れた錦岡小6年の塩結翔君(11)は「まずは射的や型抜きを楽しんだ。2日間でいろいろな出店を回りたい」と笑顔を見せた。
18日は、CANDOLLKEY×TIES(キャンドールキー×タイズ)のライブや樽前ばやしの和太鼓演奏などが予定されている。出店営業は午後8時まで。
同神社は創建220年を記念し、同日午後5時から地元の「円空神輿会」と白老町、空知管内由仁町などから集まった計約50人によるみこし巡行を実施。午後6時ごろには、境内を練り歩く。
社殿では例大祭期間中、市指定文化財の樽前権現像が開帳されている。