2軍での調整が続いている楽天の田中将大投手が4日、神奈川・横須賀スタジアムで行われたイースタン・リーグのDeNA戦に先発し、5回3分の2を投げて2失点だった。

　8月7日に約4カ月ぶりに実戦復帰してから、4度目の登板。8安打を浴び、四回を除いて毎回走者を背負う苦しい展開で粘りを見せ、球数は4試合で最多の102球だった。「確実にステップアップできている。状態は上がってきている」と手応えを口にした。

　日米通算200勝まであと3勝としている田中将は、昨年10月に右肘のクリーニング手術を受け、今季は1軍登板がない。「（今後は）リハビリ登板がどうとかは、もう別にない。1軍に呼んでもらえるように、しっかりと準備するだけ」と意気込みを示した。