国道274号と国道237号の交差付近に位置し、本道の東西南北に向かうドライバーに休憩地点として重宝されている。宿泊施設やキャンプ場、スキー場などレジャー施設にアクセスしやすく、日高地区滞在の拠点となっている。
また、近隣に日高町日高総合支所や日高郵便局が並ぶ中、道の駅2階にコミュニティーセンターがあり、日高地区の暮らしにも欠かせない。地域住民がサークル活動で利用するなど広く親しまれている。
駅にはそば店やカフェ、特産品直売所、リカーショップなどが入り、日高町地域経済課地域振興グループの米沢哲弥主事は「日高町の特産品が集まっている」とアピールする。
お薦めは地元産の酒米で造った日本酒「日高彗星 縁」(720ミリリットル、1870円)。4、5両日の午前10時~午後3時、ご当地グルメを楽しめる「日高町道の駅フェスト2024」も開かれる。
隣接する日高山脈博物館では、日高山脈の成り立ちや地質、岩石について学べる。日高ヒスイなどの岩石を豊富に展示し、一部は実際に触ることもできる。日高山脈のジオラマもあり、登山者が立ち寄ってルートを検討する姿も見られる。
東豊土(とよと)学芸員は「展示を見て『自分が拾った石は何だろう?』と持ってくる人もいる。疑問や質問にはできるだけ答え、親しみを持つきっかけにしてもらいたい」と話す。
◇道の駅樹海ロード日高 日高町本町東1丁目298の1。開館時間は午前9時~午後8時(木曜は午後6時まで)。電話01457(6)2008。日高山脈博物館は午前10時~午後5時(11~翌3月は午後3時まで)。入館料は大人200円、小中高生100円。月曜休館。