一人一人が輝く学校が目標で、「生徒が自分に合った道を見つけられるようにサポートしたい」と意気込みを語る。
苫小牧南高校は普通科単位制の教育課程を導入しており、学びたい科目や進路に合わせて授業を選ぶことができる。「『もっとやれる』に気付く」が同校のスローガンで、「できるのではなく、やれるという言葉がいい」と話す。
生徒の印象については「落ち着いていて礼儀正しい。内に秘めたものがありそう」と語る。限界を自分でつくらないでほしい―と強調。女性の校長として「私が頑張ることで女性たちに希望を与えることができれば」とほほ笑む。
尼崎市出身。法政大学社会学部卒業。専門は日本史で、前任校は富川高校。校長職は3年目で、胆振管内での勤務は初めて。現在、着付けの資格取得に挑戦中という。