苫小牧西小学校の児童たちは「人懐っこく、素直でちょっとシャイ」と印象を語る。「校長室の敷居を取り払って、できるだけ子どもたちと接する機会をつくりたい」と意気込む。
札幌市生まれ、苫小牧市育ちで北海道教育大学函館校卒。前任はむかわ町鵡川中央小学校の校長で、校長職を務めるのは2校目となる。思いやりを持ち、誰かを手助けできる大人になってほしいと願っており、児童が自己肯定感や幸福を感じられるような教育活動を目指す。
新型コロナウイルス流行下で全校児童がそろって行事に参加することはまだ難しいが、「行事は人を成長させる機会なので、何とか工夫して実施していきたい」と話す。
プロ野球の北海道日本ハムファイターズが好きで、コロナ前は、しばしばドーム観戦。近頃は読書や映画鑑賞を楽しんでいる。
◇
この春、苫小牧市内の小中学校、高校に赴任した校長に、教育方針や抱負を聞いた。