苫小牧税務署署長 高橋(たかはし) 英樹(ひでき)さん

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  • 2021年8月26日

  7月14日に着任した。苫小牧税務署での勤務は初めて。「工業だけでなく、樽前山の自然やホッキ貝、ハスカップ、和牛など1次産業の資源が豊富にある」と管内(東胆振1市4町、日高町、平取町)の印象を語る。

   新型コロナウイルスの影響で先行きが不透明な中、納税者を取り巻く状況の把握に努めていく必要性を強調。国税庁がICT(情報通信技術)を活用したスマート税務行政を推進していることに触れ、「ダイレクト納付やキャッシュレス納付を行うことで、コロナの感染予防につながる」とアピールする。

   国民が納める税を財源に、社会保障や社会資本整備が成り立っていると指摘。2022年の確定申告も見据え、「国民から託された公平な課税のための事務を遂行したい」と意気込む。

   名寄市出身。税務大学校を卒業後、1984年に札幌国税局入り。前任は同局個人課税課長。趣味はさまざまなスポーツ競技の日本代表の試合観戦。

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