3月26日付で着任。署長を務めるのは2016年の名寄署以来で、苫小牧勤務は初めて。
「初出勤の日は霧が深く、霧笛の音も聞こえ、海のある街に来たんだという実感が湧き上がった」と言う。同日、苫小牧市内での死亡事故発生の報を受けて「事故の多い所だと覚悟していたが、着任当日の死亡事故はショックだった」と話す。
名寄署長時代、交差点で出合い頭に発生した死亡事故を振り返り「突然の事故死は悲しみを準備する暇もなく起きる」と強調。6日から展開中の春の全国交通安全運動に触れ「市民一人ひとりの協力が不可欠。1件でも悲しい事故を減らすために警察として総力を挙げて抑止に努める」と語る。
1965年生まれ。上川管内和寒町出身。士別高卒業後、83年道警入り。前任は警察庁出向・北海道警察情報通信部通信庶務課長。趣味はボウリング。