太平洋フェリー北海道支店長・面田広之(おもだひろゆき)さん(54)

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  • 2020年9月16日

  新型コロナウイルスの感染拡大によりフェリー業界で旅客や貨物の取り扱いが前年に比べ減少する中、6月中旬に着任した。苫小牧での勤務は初めてで「会社にとって重要な地域。自然も多く、これからさまざまな場所を訪れたい」と印象を述べる。

   今年は、毎年書き入れ時となるゴールデンウイーク(GW)の乗船者数が激減。8、9月に大口団体の予約が入る日もあるが、新型コロナの影響が長期化している。

   船内の感染防止対策として、消毒や乗客の検温などを徹底。8月末から順次、空調に抗菌・抗ウイルスのフィルターを設置し、船内の空気の清浄を保つという。

   組織づくりの方針として「若い人が働きやすい環境を考え、風通しをさらに良くしたい」と話した。

   1966年5月31日生まれ。愛知県清須市出身。89年太平洋フェリーに入社。前任は本社旅客営業部長。趣味はランニング。

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