日本野球連盟北海道地区連盟は3日までに今月から始まる同地区連盟主催大会の日程を発表した。空知管内の栗山町民球場などで11日に開幕する第6回北海道地区クラブ選手権大会など3大会を予定している。
今年度の社会人野球は、新型コロナウイルスの影響で大会中止や日程の大幅変更が相次いだ。全国大会に当たる本大会が消失した道地区クラブ選手権は無観客で開催。苫小牧地区からはWEEDしらおい、オール苫小牧が出場。13チームがトーナメント戦を繰り広げる。
オール苫小牧は1回戦、函館太洋倶楽部と対戦し、その勝者が2回戦でWEEDしらおいと激突する。
このほか、今月31日からは札幌円山球場で企業チームによるプレオープンマッチを催す。日本製鉄室蘭シャークスと航空自衛隊千歳、JR北海道硬式クラブ、北海道ガスの4チームが無観客の総当たり戦を行う。
第72回JABA道社会人野球結成記念大会は8月15日、札幌円山球場で開幕する。今年度はプレオープンマッチ出場のシード4チームとWEEDしらおいはじめ道内クラブ勢4チームが出場し、「観客を入れる準備をしている」(道地区連盟)という。
社会人野球では都市対抗野球大会が9月に道予選、11~12月に本大会(東京ドーム)を充来通り予定。すでに全日本クラブ野球選手権大会や日本選手権大会の各本大会と道予選は中止となった。
道地区クラブ選手権大会の組み合わせは別表の通り。