【ロサンゼルス時事】投打の二刀流として注目を集め、米球界入りを目指していた東京・桐朋高の森井翔太郎選手(18)が15日、大リーグのアスレチックスとマイナー契約を結んだ。球団公式サイトによると、契約金は151万500ドル(約2億3600万円)。
オンライン会見で「(メジャーは)小さい頃からの夢だった。自分の中では大きい決断。契約が終わってほっとしている」と目を輝かせた。
複数球団と話し合う中で二刀流の継続を希望し、アスレチックスが後押しする意向を示した。「両方できる幸せを感じる。チャンスをしっかり物にしたい」。ドジャースの大谷については「雲の上の存在。自分は一歩一歩上がっていかないといけない」と語った。会見では通訳を介さずに英語でやりとりする場面もあった。
同席したゼネラルマネジャー補佐のファインスタイン氏は「非常に才能あふれる選手」と高く評価。森井は3月上旬にマイナーのキャンプに合流する予定。