安平町追分にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の隣接地に来春開設を予定している「柏が丘公園」(愛称ポッポらんど)の整備工事が始まっている。5月中旬から準備、調査を進めており、工期は来年2月末までの見通しだ。
町によると、新たに整備する公園には膜状のトランポリン「ふわふわドーム」や芝生滑り台など、子どもが楽しめる遊具や園路を設置する。駐車場32台分と大型バス用2台分、身障者用1台分を確保するほか、隣接する野球場には高さ10メートルほどの防球ネットも整える。野球場は現在使用を中止している。事業費は町の当初予算で約1億5000万円。
同公園は地域の憩いの場、子どもや観光客に楽しんでもらうなどをコンセプトに掲げ、当初、昨年春の道の駅開業に合わせて完成を目指していた。2018年9月に発生した胆振東部地震で工事が一時中止となっていた。