安平町は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、売り上げの落ち込みなど大きな影響を受けている飲食店の経済支援対策の一環として、インターネットを活用した「オンラインショップ」を開設し、5日からプレミアム付き前売り飲食券の販売を開始した。1口3000円で購入し、上乗せ分を含めた5000円分の飲食ができる。有効期限は11月末まで。
客足が遠のいている飲食店の手元に現金が入りにくくなっている現状を踏まえ、オンラインショップを促進すると同時に、プレミアムとして2000円分を付加することで来客を促すなど、地元飲食店を支援する。町の「経済対策飲食店等インターネット販売促進応援事業」(産業経済課)と「町民カイタク創出事業」(地域振興課)を組み合わせた。
今回のネット販売には町内の11店が参加。町広報誌に折り込んだチラシから希望する店舗のQRコードを読み込み、手続きを済ませるとメールが届き、そのメール内容を会計時に提示する仕組み。参加店舗は町のホームページでも掲載している。
飲食券は先着200セット分を用意し、町は手数料と合わせて50万円を予算に計上。販売期間は今月30日までだが、町産業経済課は「各店舗とも数に限りがあるので、早めの購入を」と呼び掛けている。
商品券の取り扱い店舗は次の通り。
▽レストランわたなべ=追分本町=▽BBQ華火=追分本町=▽京城館(追分)=追分本町=▽レストランしばらく=早来大町=▽炭火焼肉かくれや=早来大町=▽そば哲遠浅店▽そば処真=遠浅=▽そば哲本店=東早来=▽ナイトパレード=早来栄町=▽8RUSH(パトラッシュ)=遠浅=▽レストランみやもと=早来栄町=