今年で創立55周年を迎えた恵庭ライオンズクラブ(土谷秀樹会長)は4日、恵庭市に防犯・暴追広報車を贈った。市は交通安全や防犯、暴力追放の啓発活動に活用する。土谷会長と村本隆二55周年記念実行委員長ら6人が市役所を訪れ、2代目となる「ライオンズ号」(200万円相当)を原田裕市長に引き渡した。
恵庭LCは2005年に初代「ライオンズ号」を寄贈。15年が経過し老朽化したことから、周年記念事業の一環で2代目の寄贈を決めた。新型コロナウイルス感染防止のため記念式典を取りやめ、記念の寄贈のみ行った。市のほかに社会福祉法人、団体に発電機や水槽などを寄贈している。
土谷会長は「コンパクトですが、有効に使ってください」と述べ、原田市長に鍵を手渡した。市長は「節目のたびにに寄贈いただき、ありがとうございます」と感謝。市制施行50周年記念行事の一部延期にも触れ、「(お互いに)刻んだ歴史は不変。積み重ねを大事にして歩んでいきましょう」と話した。