千歳市にフェースガード寄贈 ダイナックスが1000個製作

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  • 2020年5月22日
市長にフェースガードを手渡す伊藤和弘社長(左)

  自動車部品製造のダイナックス(本社千歳市、伊藤和弘社長)は21日、新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおう、と同社が製作したフェースガード1000個を千歳市に寄贈した。市立市民病院の医療従事者が使用する。

   この日、伊藤社長が千歳市役所を訪れ、山口幸太郎市長に現品を手渡した。

   市内の医療機関で新型コロナのクラスター(感染者集団)が相次いだことに心を痛めた伊藤社長は「地元企業として地域医療に貢献できることはないか、と考えて作りました」と話した。フェースガードにはクラッチ盤製造に使う厚さ0・1ミリのペット樹脂シートを使用。木型を作りプレスでシートを打ち抜いた。1回のプレスで30枚のフェースガードができるという。帯の部分は厚さ0・2ミリのクリアファイルを使用。軽量で組み立て式のため、かさばらないのが特長という。

   フェースガードは現在、入手が困難で市民病院では消毒して使い回しているといい、市長は「地域医療への理解に感謝します」と謝辞を述べた。

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