苫小牧青年会議所(JC)は19日、オンラインによるオープン例会を初めて開いた。JCメンバーや一般市民ら約90人が参加。新型コロナウイルスが経済活動に影響を与える中、行動する必要性を学んだ。
同会議所経営力向上委員会(秋田純輝委員長)が企画。システム運営のため、同委員会メンバーや阿部和法理事長らが市内汐見町の事業所に集まった以外、参加者は自宅などからパソコンやスマートフォンを通じて視聴した。
「サスティナブルな経済活動の実現へ~自ら行動を起こし未来を切り拓く経済人となれ~」をテーマに行われた例会では、不動産賃貸業などを展開するシナジーコンサルティング(石川県金沢市)の河上伸之輔代表が講演。新型コロナで資金繰りが悪化する企業が増える中、各種融資や補助制度の活用とともに、変化に対応する必要性を挙げ、「土俵際では給料と仕入れ先の支払いを優先するべき。駄目なら再出発すればよい」と話した。