新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休業していた安平町追分にある道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」が18日から、営業を再開する。感染拡大のリスクを避けるため、31日までは営業時間を短縮するなどの措置を取る。
町の復興シンボルとして位置付けられる道の駅は、町民にとって日常生活に必要な食材を購入する「生活必需物資販売施設」との点から4月まで営業を継続していたが、感染者数が急増している札幌方面からの利用もあることが懸念され、4月29日から臨時休業にしていた。今回の営業再開のタイミングについて、施設を運営するあびら観光協会は「他の道の駅では16日から再開するところが多いが、まだ緊急事態宣言の影響があることを踏まえ、週末は様子を見ることにした」と説明する。
営業時間は午前10時から午後4時。「3密」を防止するため、鉄道資料館は閉館しているほか、イートインコーナーの利用も見合わせる。
また、4月21日から臨時休業していたむかわ町の道の駅「四季の館」も18日、時間を短縮して営業を再開する。