日高管内 最短で15日給付も―特別定額給付金

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  • 2020年5月8日

  国民1人一律10万円を給付する特別定額給付金の申請書発送や受け付け、給付が始まった。日高管内の多くの町は、8~15日前後までに申請書を全世帯に郵送する準備を進めている。

   申請受け付けが11日からと早い浦河町は、8日に約6500の全世帯分の申請書を郵便局に手渡し、早ければ9日から、遅くても週明け数日後までには全世帯の世帯主に申請書が届く予定。申請期限は8月10日まで。

   必要事項と必要書類を返信用封筒に入れて郵送すると、役場での提出書類の確認や口座番号の入力などの諸作業を経て、「最短で22日からの支給になる」という。7日には6500世帯強に郵送する申請書の封筒詰め作業に当たった。またマイナンバーカードによるオンライン申請受け付けは9日に開始。同町のカード発行は約1200人で人口の約1割。多くは郵送による申請を想定している。同町では22日の初回給付以降は、週2回程度の頻度で口座振込みになる。

   他町の申請書郵送開始は、様似町が8、11日。日高町が11日から、えりも町が14日、新ひだか町は15日前後など。様似町は申請受け付けが13日からで、オンライン申請世帯分への給付は15日からと早い。口座振り込みは19日が初回で、以降、火曜と金曜日の振り込み。えりも町は18日からの申請受け付けで、口座振り込みは22日から開始する。

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