恵庭、江別、千歳、北広島4市消防団の女性消防団員による意見交換会(江別市消防本部主催)が25日、恵庭市消防本部で開かれた。女性団員12人が参加し、各市での女性団員の活動内容を報告し合った。
消防団の活性や活動の充実を目的にした初めての試み。コロナウイルス対策のため、会場内でマスクも配布された。
団員たちは、3グループに分かれて女性消防団員として今後、取り組みたいことを考えるグループワークを実施。「女性消防団員のPR」をテーマにした班は、活動の中心が救急救命講座になっている点を挙げ、「小さな子供を持つ親を対象にした防火の取り組みをしたい」と話し合っていた。
会に参加した恵庭市消防団本部の福家恵子部長は「恵庭は他市と比べて女性団員の数が少ない。募集方法など他市の例を聞いて参考にしたい」と話していた。