海の事故は118番 海保千歳航空基地が啓発イベント

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  • 2020年1月21日

 第1管区海上保安本部の千歳航空基地=千歳市平和=は18日、海上保安庁の緊急通報用ダイヤル「118」の周知イベントを同市の千歳タウンプラザで初開催した。航空基地らしく紙飛行機作りや航空機の絵柄付き缶バッジの配布などを通して、海の事件、事故の際に118番通報を活用するよう呼び掛けた。

 海保は「118」を2000年5月に運用開始。毎年1月18日を中心に各地で啓発活動を展開している。紙飛行機には「海の『もしも』は118番」と平仮名で記載。親子連れ約30人が立ち寄った。

 19年に受理した118番通報件数は間違い電話などを除いて全国で4926件、道内で266件。海難事故や燃油流出、不審船の目撃などがあった。同11月からはインターネット通報サービス「NET118」も開始している。

 同基地は「118番通報なら迅速に初動対応ができる。海へ行くときは、この番号をぜひ覚えてほしい」とアピールしている。

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