恵庭市は17日、全国都市緑化フェアの連絡協議会の初会合を市民会館で開いた。千歳、苫小牧などの6市7町や道開発局担当者ら約30人が出席。2022年度の開催を目指し、連携に向けてイベントの概要などの情報を共有した。
冒頭、原田裕市長はあいさつで昨年10月までに道とイベントの共同誘致に取り組む方針を決めた経緯に触れ、「道内はもちろん、道外、海外の人にも来てもらえるフェアにできればと思う」と述べ、出席者に協力を求めた。
同フェアは整備中の花の拠点をメイン会場とする計画。連携を検討しているのは千歳、札幌、苫小牧、岩見沢、江別、北広島各市、むかわ、安平、厚真、白老、空知管内の長沼、由仁、南幌の各町。
広域的な開催のイメージとして▽各市町内の施設で連携イベントを開催▽メイン会場のブースでイベント主催▽各市町の事業に「フェア記念事業」などの冠をつける―といった案がある。
7月に国土交通大臣同意を得られれば開催が正式決定し、来年1月ごろまでに基本計画を策定することになる。事務局によると各自治体の連携の在り方も同計画に絡めて固めていくという。