恵庭の「漁川物語」を披露 道文教大学生が 朗読劇開催

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  • 2019年12月26日
川を重層的に取り上げた物語を朗読する学生

  北海道文教大学の学生によるリーディングシアター(朗読劇)がこのほど、恵庭市緑町の複合施設・えにあすで開かれた。題材は、約30年前に恵庭の小学生らがまとめた「漁川物語」。学生たちは照明や音楽などを組み合わせて朗読を披露。観客を物語の世界に引き込んだ。

   「漁川物語」は、1991年に当時恵み野小学校6年の児童らが制作。漁川が時代とともに変化する姿をカワセミの視点で捉えた内容。同大が地域課題に向き合う「ENIWA学」の一環として内容を再構成し、朗読劇として発信した。

   会場には市民約50人が来場。学生は、薄明かりの舞台に立ち、代わる代わる朗読。豊かな自然風景や、自然の恵みに感謝しながら暮らすアイヌ民族の姿を丁寧に読み上げた。漁川を映した写真や照明、音楽も駆使して物語の世界を表現した。

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