胆振東部3町に義援金、苫美術協会会員の室谷さんがチャリティー展の売り上げ贈る

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  • 2019年12月5日
義援金を届ける室谷さん(左から2人目)=厚真町役場

  苫小牧市元中野町の苫小牧美術協会会員、室谷孝枝さん(70)が3日、胆振東部地震で被災した厚真、安平、むかわの3町を訪れ、それぞれ義援金を届けた。

   11月16~21日、苫小牧市民活動センターで自らのチャリティー作品展を開催し、水彩とアクリル画46点を展示、販売。600人ほどが来場し、作品の売り上げと会場で寄せられた募金を善意に充てた。作品展を協賛した市民グループ「ぴーすぷろじぇくと苫小牧」のメンバーと共に3町を訪れた室谷さんは「今後も見守っていきたい」と話し、厚真町の宮坂尚市朗町長は「継続して被災地を思っていただけると心強い。復興の原動力にしていきたい」と謝辞を述べた。

   室谷さんは3町のほか、2011年の東日本大震災で被災した福島県、台風19号の被害が大きかった千葉県にも義援金を寄付。今回の総額は3町2県で合わせて36万円になるという。

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