新システム導入後 初の定例会 恵庭市議会 議場にモニターお目見え

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  • 2019年12月2日

 恵庭市議会は、11月28日に開会した第4回定例会から、議場などに関する情報通信技術(ICT)の新システムを運用している。議場の傍聴席前に市議会議員や理事者を映すモニターを2台設置したほか、質問や答弁などの生中継と過去映像配信も開始した。

 新システムの導入事業費は1900万円。傍聴席前のモニターは50インチ。議場の両側にも60インチのモニターを配置し、質問の残り時間や出席議員数を表示した。議員の各座席には将来的な端末設置を見据えて、電源コンセントを設置。工事は10月に行った。

 このほか、運用中の新システムでは市ホームページ内「市議会中継」から接続する外部サイトで生中継と過去の映像も視聴できるようになった。パソコンやスマートフォンを使い、会議名、議員名などで映像の検索が可能。

 水内誠議会事務局長は「広く議会を知ってもらうための取り組み。議場のモニターでは議員の表情がよく見えるようになったので、注目してほしい」と話している。

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