ロールケーキ共同開発 高校生と千歳の洋菓子店 厚真産の ハスカップ使用

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  • 2019年11月15日

 千歳市在住の立命館慶祥高校3年、板坂青空(そら)さんは、市内勇舞にある洋菓子店「Nanairo(なないろ)」(孫崎誠店長)と共同で商品開発した。厚真町のハスカップを使ったロールケーキ「厚真町ハスカップロール」(税込み345円)で、16、17の両日に同店で各日50個販売する。

 生徒が起業活動を通して社会問題の解決を考える同校の授業「起業家講座」の一環。板坂さんは、胆振東部地震の被災地、厚真町の特産品を使って復興支援の後押しをしようと商品を企画。地元企業でなじみがある同店に協力を依頼し、商品化した。

 ケーキの直径は約7・5センチ。中心部には、厚真町産ハスカップのジャムを使用。生地は、孫崎店長はココアとチョコレートを練り込むことで「ハスカップの味に負けず、生地の味も楽しめるようにした」と説明する。ケーキの上からラズベリーのパウダーを掛けた一品。

 板坂さんは「ハスカップの酸味と生地の甘さが絶妙なおいしさ」とPRしている。同店は、午前10時~午後7時の営業。

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