ヒメマス採卵を体験 千歳支笏湖小児童

  • ニュース, 主要, 千歳・恵庭
  • 2019年11月13日

 千歳支笏湖小学校(小川亮男校長)の全校児童8人が7日、千歳市支笏湖ヒメマスふ化場で採卵を体験した。雌のヒメマス親魚の腹から、1匹当たり300~350粒程度の卵を取り、地域の産業について学んだ。

 子供たちは、総合的な学習の一環で毎年体験している。採卵のほか、放流や放流年識別のためのひれ切りなどの作業を体験する。

 この日、専用の器具で雌の魚体を切って開き、きれいなオレンジ色の卵を取り出して授精も行った。卵は水が流れるふ化槽でしばらく寝かされ、ふ化を待つ。

 6年生の亀田憲之介君は「他の学校ではできないことを体験させてもらっている」と喜び、「元気に成長してほしい」と期待していた。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー