加工野菜の製造販売のせき 恵庭市に進出

  • ニュース, 千歳・恵庭
  • 2019年9月9日
原田市長を囲む、せきの関社長(右)と、恵庭市戸磯南土地区画整理組合の杉岡理事長(左)=5日、恵庭市役所

 加工野菜の製造販売を行う、せき(本社ひたちなか市、関孝範社長)が戸磯南工業団地進出第1号の企業となった。現在江別市内で操業している北海道事業所の移転先として、良質な水を確保できる同団地を選んだ。新工場着工は2021年5月で完成予定は22年4月。

 同社は冷凍、乾燥野菜の加工を行い小売店や飲食店に卸しており、現在全国7カ所で操業。北海道には11年に進出したが、数年前から移転先を探していた。同団地への進出は新千歳空港や国道が近いため交通の便が良く、雇用も見込めることも決め手になった。

 今回購入したのは同団地面積9・5ヘクタールの3分の1超に相当する3・3ヘクタール。工場の面積は3000平方メートルを見込んでおり、設計業務は今年度内に行う。従業員は100人規模の見通しで、地元産のジャガイモ、タマネギ、ニンジンなどの加工を行うという。

 同団地は恵庭市が第5期総合計画や総合計画で整備を目指している新たな工業団地。新千歳空港から12キロ、JRサッポロビール庭園駅から110メートル、道央自動車道恵庭インターチェンジから5・8キロの距離にあり、恵庭市戸磯南土地区画整理組合(杉岡正三理事長)が造成工事と販売を行っている。工事は今秋にも終了する見通しで、土地の売却などを含めた整理事業期間は23年度まで。

 同社と同組合は5日、恵庭市役所を訪れ、原田裕市長に報告。関社長は「新たな意気込みでやっていきたい」と述べ、杉岡理事長は進出第1号の決定を喜びながら「(同団地は)ロケーションの良さなど、プラスアルファの付加価値が今後も注目されていけば」と話した。市長は「市にとっても大変うれしい。ますますの発展を願っている」と期待を込めた。

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