震災や復旧の状況を紹介 胆振東部地震1年でパネル展 復興応援 チカホで5日まで

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  • 2019年9月3日
チカホで開催中の「胆振東部地震復興応援パネル展」

  北海道開発局は5日まで、札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)で「北海道胆振東部地震復興応援パネル展」を開いている。6日からは札幌ドームに会場を移して8日まで開催する。

   昨年9月6日に発生した同地震から1年を迎えるに当たり、震災を振り返るとともに、甚大な被害を受けた厚真、安平、むかわの被災3町の復興を支援するために企画した。

   チカホ会場では、3000万立方メートルの土砂が一気に崩落した厚真町高丘、富里地区など、地震発生直後の写真をパネルで展示。液状化の被害が出た苫小牧港の災害復旧状況や、国の直轄事業で復旧を進める日高幌内川、チケッペ川、東和川の3河川などを紹介。厚真、安平、むかわ3町のPRコーナーも設けられ、チカホを通行する市民らの関心を集めている。

   6日からの札幌ドーム会場は、連携協定を結ぶ北海道日本ハムファーターズが主催する「RESPECT DAYS~秋の大感謝祭~」とタイアップして開催。パネル展の観覧には、ファイターズの試合観戦チケットが必要。

   この他、開発局では、4~11日には「忘れない『災害の記憶』パネル展~胆振東部地震から1年~」も、札幌第1合同庁舎(北区北8西2)1階南側ホールで開く。

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