外出には帽子とサングラスを

  • MA, シニア
  • 2025年6月20日
しっかり紫外線対策

 梅雨が明けると行楽や庭の手入れ、農作業などで屋外にいる時間が増えると思いますが、外出する際には必ず帽子とサングラスを着用してください。なぜなら、紫外線が人体に及ぼす影響度を示す「UVインデックス」の値が7~8月にピークを迎えるためです。気象庁によると、今年は5月時点で既に「非常に強い」値が計測されています。

 強い紫外線を大量に浴びてしまうと、白内障の発症・進行リスクが高くなります。これを避けるために最も効果的なのがサングラスです。製品や着用の仕方によって多少の違いがありますが、UVカットタイプや側方から光が入りにくい製品を使用した場合、紫外線を約9割遮ることができるそうです。また、帽子を着用すれば紫外線を2割ほど遮ることができます。この二つの組み合わせで目を守りましょう。

 紫外線は波長によってA、B、Cの三つに分けられますが、目に有害な「UV―B」に限ると、薄曇りの日でも2割ほどしか減少しません。さらに、標高が千メートル上昇するごとに10~12%増加するため、登山やハイキングへ行くときには帽子とサングラスの着用は必須です。

 (イラストは、おかのきんや)

 しっかり紫外線対策

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