４月１８日に開かれた定期総会で、１６代目会長に選任された。コロナ禍による活動休止などに伴う老人クラブ活動の弱体化を懸念。「皆で知恵を絞り、集中的に会員数を増やしていきたい」と力を込める。

　 　苫老連は苫小牧市内の老人クラブでつくる組織で、前年度末時点で４５クラブが所属。自身も宮の森町の老人クラブ・宮の森さわやかクラブの会長を務め、高齢者の生きがいと交流の場づくりに取り組んでいる。

　 　「精力的な活動によってコロナ禍の空白期間は埋められる」と信じる一方、会員の高齢化で休止や解散を余儀なくされている老人クラブが出ていることを最大の課題とみている。情報共有を進めながら時代に合わせた活動の在り方を模索し、６０代の会員確保に力を入れる考えだ。

　 　苫小牧市出身。趣味はインターネットやニュースなどでの情報収集と、スポーツ観戦。妻と２人暮らし。愛犬との散歩が日課。