ひだかサラブレッドタクシー 運行を開始 日交ハイヤー  浦河

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年8月17日

 浦河町の日交ハイヤーは今月から、ドライバーのガイドで町内の競走馬生産牧場などを巡るご当地タクシー「ひだかサラブレッドタクシー」の運行を開始した。

 サラブレッドタクシーは、浦河観光協会(木田尚孝会長)が日交ハイヤーと連携して開発したプログラム。浦河町内に点在する競走馬の生産・育成牧場や調教施設、ホースセラピー施設などをドライバーが案内する。

 利用は1日1組(4人まで)限定。午前9時スタートで3時間コースと、昼食を含む5時間コースがある。料金は人数、見学ルートなどによって異なり、2万1600円~5万8000円。希望乗車日の5日前までに予約=電話0146(22)3153=が必要となる。

 今年度は来年1月末まで営業。出産シーズンの2月から数カ月間は運行しない。日交ハイヤーの木田佳孝常務は「ニーズに応えられるよう、見学できる場所をさらに開拓していきたい」と話した。

 運行初日の今月2日、香川県でご当地タクシー「うどんタクシー」を走らせている琴平バス(同県琴平町)の関係者が視察で来町し、サラブレッドタクシーに乗車した。うどんタクシー専任ドライバーの多田純さんは「普段は入るこができない場所を見学できるのが魅力的」と話していた。

 日本ご当地タクシー協会(大阪)によると、浦河町のご当地タクシーは、道内では函館市の「愛しの塩ラーメンタクシー」に続き2例目で、全国では16例目になるという。

こんな記事も読まれています

ニュースカレンダー

紙面ビューアー