児童発達支援・放課後等デイサービスを展開する北海道親育ち研究所(本社桧山管内せたな町)のmanaしらおい教室(白老町末広町)は4日、七夕の風習「ろうそくもらい」にちなむ催しを町大町商店街で行った。
教室に通う町内の子どもたちに、地域との交流を通して夏の思い出を作ってもらおうと、初めて企画した。
白老、萩野、竹浦地区の小学1~6年生約20人が参加。事務用品店「こんや」、ベーカリーショップななかまど、田辺米穀店の3店を回り、「ろうそくだーせ、だーせーよ」と元気に歌ってお菓子などのプレゼントを受け取った。こんやでは店主から「(7日の)七夕には星に願いごとをしてね」と声を掛けられ、子どもたちに笑顔が広がった。
同教室の管理者宮本真奈代さん(43)は、「交流を通して顔を覚えてもらうなど、地域と子どもたちの相互理解の輪を広げていけたら」と話していた。