鵡川高1年の粟田さん考案 「みまも~る」むかわ 消防署鵡川支署の愛称決まる

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  • 2022年8月3日

 胆振東部消防組合消防署鵡川支署は、今年3月に完成したむかわ町青葉1にある新庁舎の愛称について、鵡川高校1年の粟田浬さん(15)が考案した「みまも~る」むかわに決定した。

 消防署鵡川支署の新庁舎は鉄骨造り5階建てで、町民の一時避難所や災害対策本部としての機能を持つ。各種救助訓練を実施できる部屋や停電時に電力を確保できる自家発電設備を完備した防災拠点施設として、移転新築した。

 同支署はこれに伴って5月1~20日、町内外の住民をはじめ、鵡川地区の小中高生を対象に愛称を募集。「町の防災拠点であり、胆振東部地震の復興のシンボルとしてふさわしい」「町民が覚えやすく、親しみやすい」などを条件にした中で、158点の応募作品が寄せられた。検討の結果、町民の安心・安全を守り、親しみやすく、災害に強いまちづくりを連想させる―と「みまも~る」むかわに決めた。

 採用された粟田さんは町の広報を通じて、「消防というのは地域を見守り、災害などから町民を守っていただくとても心強い存在なので、この愛称に決めました」と話している。

 愛称は町の「広報むかわ」で紹介されているほか、今後消防広報や火災予防啓発運動などで活用される。

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