少年野球の第16回むかわ野球連盟旗争奪ジュニアファイターズカップが30日、むかわ町の田浦球場で開幕した。保護者や関係者らが見守る中、グラウンドで球児たちが元気いっぱいのプレーを見せた。
大会には東胆振1市2町と日高管内、札幌、江別両市の合同編成を含む計8チームが出場。31日と合わせ、2日間にわたるトーナメント戦を繰り広げる。同連盟主催、地元チームの鵡川ジュニアファイターズ育成会が主管し、町教育委員会が後援している。
試合に先立ち、同球場で開会式があり、来賓の竹中喜之町長が「日頃の成果、一人ひとりの実力をこのグラウンドで発揮し、ここにいる皆さんに元気を、コロナにも夏の暑さにも負けない熱いプレーを期待している。2日間、ちむどんどん(沖縄の方言で胸がわくわくする気持ちの意味)して元気にプレーを」と激励した。
選手宣誓は鵡川ジュニアの佐々木進乃介主将(12)=門別小6年=が行い、「日頃支えてくれる家族、野球チームの関係者、大会を準備してくれた全ての方への感謝の気持ちを忘れず、『元気・本気・一気』の三気野球で戦い抜くことを誓います」と高らかに宣言した。
初日はトーナメントの1回戦4試合を行った。