来月6日、10種類のカフェ 「ふくし×まちづくりフェア」 「だれでも食堂」も開設  白老

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年7月29日

 白老町社台のNPO法人ウテカンパ(田村直美代表)は8月6日午前11時から、テーマの違う10種類のカフェを開き、一堂に会して交流する「ふくし×まちづくりフェア」をしらおい創造空間「蔵」=町本町=で開く。

 町みんなの基金活用事業の一環。

 カフェは、助産師と妊娠、出産、育児、性教育などについて語り合う「ママカフェ」、キャリアコンサルタントへの就職相談や職業適性検査の受検ができる「ジョブカフェ」、税理士、司法書士とお金を話題にして交流する「税金・マネーカフェ」など。看護師と健康をテーマに話し合う「まちの保健室」や納棺師と死についてカジュアルに語らう「デスカフェ」もあり、「福祉には堅いイメージがあるが、それぞれ興味があることについて気軽に話し合える場をつくりたかった」と田村代表。

 ウテカンパのメンバーで、町民の健康づくりを支援するコミュニティナース川田幸香さん=苫小牧市在住=も「小さな体験をきっかけにして福祉を考えられるようにしていきたい。まずは開催してみて参加者の声を聞き、さらにいろんなテーマで開催していければ」と意気込んでいる。

 参加無料。飲食ブースも設ける。白老東高校の生徒がスタッフとなって協力する「だれでも食堂」の利用料は、子ども(高校生以下)無料、大人300円。

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