厚真中に青少年健全育成メッセージ 悩み事抱え込まないで

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  • 2022年7月25日

 厚真町教育委員会教育長と町青少年健全育成委員会委員長は22日、青少年の健全育成についてつづった連名のメッセージを町内の小中学校に届けた。厚真中学校(北尾稔校長)での伝達セレモニーでは、同健全育成委員会の野澤政博委員長から代表生徒にメッセージが手渡された。

 メッセージは、家族団らんの時間を大切にすることについて言及。長引く新型コロナウイルス感染症によりICT(情報通信技術)を活用した学習機会が増えているが、パソコンやタブレット、スマートフォンを使う際は家族や大人へ相談して使うことを説いており、「さまざまなことにチャレンジし、読書やスポーツを楽しみましょう」と呼び掛けている。

 野澤委員長は「中学時代は心も体も大きく変化し、関わる世界もどんどん広がる。それに伴い、悩み事を抱えやすい時期でもある」と言い、「悩んでいること、困っていることを1人で抱え込まないで。相談することは恥ずかしいことではありません」と伝えた。

 生徒会長の大宮幹丞さん(14)=3年=は「(意識して)家族ともう少し会話をしてみようと思う。感染症がはやってきているので、健康にも気を付けながら、勉強をやっていきたい」と思いを新たにし、書記の中島愛音桜さん(14)=同=は「テレビ視聴やインターネット利用の時間を減らし、友達や家族と話す時間を増やしたい」と話していた。

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